社会保険とは?
社会保険とは、労働者災害補償保険(労災保険)、雇用保険、厚生年金保険、健康保険のことをいいます。
また、労働者災害補償保険と雇用保険を「労働保険」と呼び、厚生年金保険と健康保険を「社会保険」と呼ぶこともあります。
これは、小規模の会社が4つの保険に加入すると労働者為の保険料負担が増加することを嫌い、
法人の不利益を隠すために定着した言葉の用です。
労災保険・雇用保険は比較的会社の負担が軽いのと、罰則が重いので手続きしていない会社はほとんどありません。
しかし、厚生年金・健康保険は会社の負担が大きくまた罰則もゆるいので、小規模の事業所では未加入の会社が
多いのが現状です。
また、何かと話題の絶えない社会保険事務所が、保険料滞納を避けるために保険料支払いに不安な事業所を
加入させることに躊躇していると言うこともあります。社会保険料を払えない事業所があると、社会保険事務所も
徴収不能滞納などの事務が煩瑣になるので、全喪(資格を失わせる)等の手続きをするようでしたが、
最近は、かなり厳しく手続きをするように勧めるようになりました。
「法人」となっている場合は、本来全ての事業所が加入しなければなりません。
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