不払い残業代回収方法 Step1
取引先情報集め
次に取引先の詳しい情報を集めましょう
これは、「取引先情報をリークさせるぞ」と会社を脅すわけじゃありません。(そんなことしたら犯罪ですよ)
取引先からの勤め先への入金日や入金される口座、取引の金額を詳しく調べます。
これらの情報が分かれば、最後の最後まで会社側が「払わない」「お金が無い」などと
勤め先が駄々を捏ねた場合に、差し押さえをするのに必要な情報です。
会社の銀行口座や資産の状況(現金化が容易な物)が分かれば、その口座(又は資産)を差し押さえします。
また、取引先が分かれば、取引先から勤め先への支払い金額を差し押さえます。
そんなこと簡単に出来るの?と思うかもしれませんが、手続きは比較的簡単(らしい)です。
厚生労働省が「労働債権確保のための手引き」と言う冊子を出しています(労働基準監督署に置いてあります)。
この冊子に手引きが記述されていますので、そのとおりに手続きすればOKです。
なるべく早めにスキャンしてアップしますので参考にしてください。
ちなみにQ太郎君の場合、保険代理店の取引先は保険会社という極めて分かりやすい構造だったため、
とことん揉めても、差し押さえは簡単に行える自信がありました。
なので、交渉は荒れることを期待していたのですが、会社側は大口叩くだけの実際は何も知らない方々だったので、
内容証明と明細を書留で送り請求したら、あっさり白旗を振られてしまいました。
おかげで、Qタンは振上げたこぶしの降ろしどころに困っているらしいです。
確かに、あっさり負けを認めた会社側の判断は賢明だったと思いますが・・・。
長引けば長引くほど酷い目に遭うのは会社ですからね。
これもやっぱり、会社側に気付かれるとやりづらくなるので、SSN(エスエスエヌ:攻撃型原子力潜水艦)作戦です。
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